食べるひとの心に基づいた料理
料理研究家の土井善晴さんの、興味深い文章がありました。
ツイッターでの投稿ですが、
料理には「想い」や「怒り」が、
「愛念」や「痛み」が入るものだ、
という内容です。
土井善晴さんのツイッターでの投稿
↓ ↓ ↓
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「二つ星シェフ」という映画を見たのですが。
シェフが、怒鳴り散らして、気に入らないと物を投げつけて、スタッフをビビらせているような調理場からは、おいしいお料理は、生まれません。そんな調理場から、できてきた料理を食べれば、味に[痛み]としか言えない雑味が必ず見つかります。
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これは食べる側の感受性の強さにもよると思いますが、
母親が子どもを思って作るご飯が、最高のごちそうであるように、
私も、
技術、理論に基づいた料理人という枠ではなく、
「思いやり」と「試行錯誤」に基づいた、
食べるひとの心に基づいた料理人でいたいです。
そして、時代はそれを求めているように感じます。
海外でのこんな話しを聞いたことがあります。
お店のひとに
「何かアレルギーはありますか?」
と聞かれたら、
「フレンチのコースがアレルギーだ。」
と答える。
料理人の主義主張を一方的に胃袋に入れていくよりも、
食べるひとその人に寄り添うような、
そんな食が求められてきているそうです。
「レストラン」よりも、「食堂」あるいは「食卓」に価値が移行していくのかもしれません。
食べてくれるひとの笑顔のため、
その人の心に沁みるように、
あたたかな想いをかけて支度をさせていただきます。
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